北海道産ミズナラ材の仏壇。
以前制作したものをお客様がご覧になって、同様のものを無垢材でご注文をいただく。
観音扉の材料は幅広の柾目の板をブックマッチにした。板が反らない工夫もして、すっきりとしたシンプルなかたちを心がけて制作。
内部の型板ガラスも選んでいただく。
お客様のアイデアで五輪塔をモチーフにしてかたちにしてほしいとご希望があった。下から順番に、台輪が方形の地、扉を開けて内部の円形は水、そして斜めの部分が火、ガラスが風と続き、一番上の宝珠は空を象徴しています。
背板は取り外せるようになっており、仏壇内部の余ったスペースに何か小さなものを入れられるように工夫しています。
ガラスは「けんどん」で嵌め込み左にずらしてから、押縁を細いビスで止める。